「福利厚生サービスを利用するメリットを知りたい・・」
「社風に合った福利厚生サービスを導入したい・・」

この記事は、このようなお悩みを抱えている方におすすめの内容です。

福利厚生サービスとは

福利厚生サービスは、従業員の日常生活や業務を支援するために、福利厚生を外注して社内に導入するものです。
以前までは会社内で制度を整えることが一般的でしたが、低予算で充実したメニューを利用できること等から、現在は福利厚生を外注する動きが強まっています。

なお、福利厚生サービスには、パッケージ型とカフェテリアプラン型があります。

パッケージ型は、あらかじめ福利厚生のメニューがパッケージ化されており、会社が従業員1人あたりの料金を支払うことで利用できるプラン。
一方で、カフェテリアプランは、会社から従業員にポイントが付与され、ポイントを消費することで自由にメニューを選んで使えるプランです。

福利厚生サービスを利用するメリット

福利厚生サービスの利用が広まっている理由は、ニーズの増加だけでなく、従業員や会社にメリットがあるためです。
福利厚生サービスを利用するメリットを4点ピックアップしたので、それぞれ見出しごとに見ていきましょう。

社内制度として導入・運用する手間が省ける

福利厚生を自社で設定するためには、ゼロから制度内容を考え、社内制度として導入する手間がかかります。導入後も、運用する事務上の手間や従業員に馴染まなかった場合の見直しなど、大きな労力が必要となるのです。
福利厚生サービスを利用すれば、すでに用意されているプランから会社に合うものを選択するだけなので、手間がかかりません。ほとんどの場合、1ヶ月以内には導入可能です。
仮に従業員のニーズと合わなかった場合でも、プランや利用サービスを変更することで、すぐに福利厚生の内容を見直すことができます。

コスト削減

福利厚生の導入・運営には手間だけでなくコストもかかります。
そのため、特に予算規模が小さい中小企業は、福利厚生にお金をかけることが難しいでしょう。
福利厚生サービスは、従業員1人あたり数百円から利用できるものがあり、予算に応じたプランを提案してくれる場合もあるため、コスト削減に繋がります。

メニューが豊富

豊富なメニューが用意されていることも、福利厚生サービスの特徴です。
文化系やスポーツ系、レジャー系など多種多様なサービスがあるので、従業員のニーズやライフスタイルに合ったものが利用できます。
せっかく福利厚生を導入しても、従業員が利用しなければコストと労力がかかっただけになってしまいます。
社内で福利厚生を導入したのに誰も利用しない、というケースは意外と多いです。一人ひとりが自分に合った福利厚生を選べることで、そのような問題が起こる心配はなくなります。

人材確保に繋がる

福利厚生の充実は、離職率を低下させるメリットもあります。柔軟な働き方の実現やプライベートの充実に繋がり、結果的に会社への満足度が上がるのです。
また、求職者の多くは福利厚生をひとつの基準として企業を選んでいるため、アピールポイントにもなるでしょう。

特に、企業成長のために従業員の定着が重要な中小企業ほど、福利厚生サービスの導入による恩恵は大きいと言えます。

関連記事:「中小企業向けの福利厚生代行サービスを徹底比較!おすすめのサービスもご紹介」

社風に応じた福利厚生を選ぶ際のポイント

ここまで、福利厚生サービスを導入するメリットを解説してきました。それらの利点を最大限に活かすためには、社風に応じた福利厚生を選ぶことが重要です。
ここからは、社風に応じた福利厚生サービスを選ぶ際のポイントを解説します。

サービス内容が従業員のニーズに合っているか

レジャーやグルメ、健康サポートなど、福利厚生のメニューはサービスによって様々です。
そのため、サービス内容を細かく確認し、社員のニーズに合ったものを導入することが重要となります。
例えば、社内食堂が充実しているのに、飲食系の福利厚生サービスを導入することは有効とは言えません。
まずは、従業員のニーズを把握することから始めましょう。

導入事例

福利厚生サービスの導入事例を確認することも有効です。
福利厚生サービスのHPでは、導入した企業の事例やインタビュー等が掲載されていることがあり、企業が抱えていた問題や改善結果を確認できます。
導入した企業がどのような効果を得たのか、同業種や同じような規模の会社を中心として参考にすると良いでしょう。

コスト

コストや企業規模から福利厚生サービスを選ぶことも重要。
福利厚生サービスにお金を掛け過ぎて、予算が圧迫されてしまえば本末転倒です。
メリットでも説明したとおり、福利厚生サービスは従業員1人あたり数百円の予算で導入できるものもあります。福利厚生サービスにかけられる費用を明確にしたうえで導入を進めましょう。

文化系の企業におすすめの福利厚生サービスを比較

ここからは、社風ごとにおすすめの福利厚生サービスを紹介します。
もちろん、該当する社風でなくとも企業にマッチする場合があるため、あくまで参考としてご覧ください。
まずは、文化系企業におすすめの福利厚生サービスです。

ライフサポート倶楽部

特徴

ライフサポート倶楽部は、旅行や自己啓発、健康増進といった豊富なサービスを取りそろえるパッケージ型の福利厚生サービスです。全国約5000もの宿泊施設と提携しており、日常生活サービスは2000以上にのぼります。
文化系企業の場合、「いつも事務業だから休日は外で羽を伸ばしたい」という人や、「自宅でゆっくり過ごしたい」または「資格取得のために勉強したい」など様々なニーズが考えられます。
そのため、豊富なメニューであらゆるニーズを包括的にカバーできるライフサポート倶楽部がおすすめです。

webサイト

https://www.fukuri-resol.jp/fukuri.html

WELBOX

特徴

WELBOXは、株式会社イーウェルが展開している、パッケージ型の福利厚生サービス。
各年代やライフスタイルに応じた、多様なメニューが用意されていることが特徴的です。
文化系の企業では、若い人から年配の人まで、幅広い年齢層の従業員がいます。
そのため、あらゆる年代ニーズに対応できるWELBOXがおすすめです。

webサイト

https://www.ewel.co.jp/category/service/welbox/p737/

ベネフィットステーション

特徴

ベネフィットステーションは12,300件の導入実績と140万件以上の福利厚生メニューを誇るサービスです。
文化系の企業は事務業務が多いため、近年のリモートワークや在宅勤務の拡大により、働き方が大きく変わっています。それに伴い、個人が求めるワークライフバランスも多様化している現状です。
多様なメニューが揃っているベネフィットステーションでは、多様化している従業員のニーズを網羅的におさえることができるでしょう。

webサイト

https://bs-service.benefit-one.co.jp/

体育会系の企業におすすめの福利厚生サービスを比較

次に、体育会系の企業におすすめの福利厚生サービスを紹介します。

リソルグループ 健康支援サービス

特徴

こちらは、健康支援に特化した福利厚生サービスです。そのため、体力を使う仕事が多い、体育会系の企業に特におすすめです。
特にフィットネス系の仕事であれば、オフィスde健康チェック・プラスを利用することで健康に関する知識や技能も習得でき、仕事面でのプラスとなる効果も期待できるでしょう。

webサイト

https://www.fukuri-resol.jp/kenkou.html

チケットレストラン

特徴

チケットレストランは、全国の飲食店やコンビ二で使えるサービスで、ランチにかかる費用を補助するものです。
体育会系の企業は、社員同士のコミュニケーションが活発な傾向にあるため、従業員同士でランチを食べることが多くなります。さらに、主張や外勤も多いため、昼が外食になることも日常的です。
そのため、お得な価格でランチを楽しめるチケットレストランがおすすめです。全国60,500店以上のお店で使えるので、出張先でも利用に困ることはありません。

webサイト

https://ticketrestaurant.jp/

シャショクル

特徴

シャショクルは、様々な有名店のお弁当を会社に届けてくれるサービスです。
クリエイティブな仕事の場合、外に出る時間も惜しんで作業に没頭することがあるでしょう。そのため、コンビニ食などが中心となり栄養が偏ってしまいます。
シャショクルは、ヘルシーなお弁当からガッツリボリューミーなお弁当まで豊富な商品が揃っているので、栄養を摂りつつ食事を楽しむことができます。健康面でのプラスにより、仕事の生産性向上も期待できるでしょう。

webサイト

https://shashokuru.com/

まとめ

福利厚生サービスを利用するメリットや、社風別におすすめの福利厚生サービスを紹介しました。
福利厚生サービスの導入は、コスト削減や人材の定着といったメリットがあります。
それらのメリットを最大限に活かすには、社風に合った福利厚生サービスを導入することが重要です。
是非、本記事で紹介した内容を参考に、自社に最適な福利厚生サービスの導入を検討してください。