「福利厚生代行サービスを導入するか検討している」
「実際の導入事例をみて検討したい!」
そんな福利厚生担当者の方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、福利厚生代行サービスの導入事例をまとめました。
より良い福利厚生を実現するために、ぜひ活用してください。
福利厚生代行サービスを導入する7つのメリット
まず、事例に入る前に、福利厚生代行サービスを導入するメリットを解説しておきます。
福利厚生代行サービスを導入することで、企業側は以下のようなメリットがあります。
- 手間なく簡単で、すぐに福利厚生を導入できる
- 企業の福利厚生担当者の業務負担が軽減される
- 福利厚生の運用に関わる自社のリソースが削減できる
- 企業規模に関わらず、幅広いサービスを受けられる
- 従業員のモチベーションや生産性が改善
- 離職率の改善
- 採用などに有効に働く
手間なく簡単で、すぐに福利厚生を導入できる
まず、設立して日が浅い企業など、「福利厚生が整備できていない」という課題を持つ企業には、自社で一から福利厚生を整備するよりも、『手間なく簡単で、すぐに充実した福利厚生を整備できる』というメリットがあります。
特に中小企業の担当者で、福利厚生サービスを検討されている方は、以下のページも参照してください。
中小企業向けの福利厚生代行サービスを徹底比較!おすすめのサービスもご紹介
企業の福利厚生担当者の業務負担が軽減される
また、特に中小企業の福利厚生担当者で、「福利厚生業務に圧迫されている」などの課題を抱えている企業には、『福利厚生担当者の業務負担が軽減できる』というメリットがあります。
福利厚生の運用に関わる自社のリソースが削減できる
そして、上記で解説したように担当者の手間や、必要な人手自体が減るので、人件費などのリソースも削減・最適化できます。
特に「福利厚生のコスト」に課題を持っている企業は、一度検討してみる価値はあります。
企業規模に関わらず、幅広いサービスを受けられる
さらに、福利厚生代行サービスを活用すれば、企業規模に関係なく、充実した内容の福利厚生を整備することも可能です。
従業員のモチベーションや生産性が改善
加えて、「従業員の生産性」に課題を持つ場合は、福利厚生代行サービスを導入することで、従業員の仕事へのモチベーションや取り組む姿勢、生産性をアップさせる効果も期待できます。
離職率の改善
さらに、働く環境が改善されることで、従業員の会社への満足度が上がり、離職率を改善することにもつながります。
より豊富なメニューの福利厚生を整備することで、従業員の帰属意識や愛社精神を育み、離職しづらい会社作りに貢献します。
採用などに有効に働く
また、現存の従業員だけでなく、新規の人材確保にも有利になります。
特にワークライフバランスの考え方が浸透している現在は、優秀な人材を新しく雇用するために、充実した福利厚生は必要不可欠です。
福利厚生サービスは、以上のようなメリットを受けられる。
検討したい企業も少なくありませんよね。
そこで、さらにじっくり検討するために、実際に導入した事例も紹介していきます。
福利厚生サービスの導入事例|サービスごとに紹介
今回は数ある福利厚生サービスの中でも、特に公式で導入事例を公開しているサービスを紹介していきます。
ベネフィット・ステーション(株式会社ベネフィット・ワン)
https://bs-service.benefit-one.co.jp/case
サービス内容
ベネフィット・ステーションは、ワークライフバランスの充実に特化した福利厚生サービスです。
あらゆる生活シーンでご利用いただける、会員制割引サービスです。
サービス数はなんと140万種類以上、特に昨今の働き方にも対応した自粛生活中のあらゆる「困った」「不便」に役立つ以下のサービスも用意されています。
- 24時間心と体の相談デスク
※看護師による新型コロナウイルス対策に関する相談を対応 - お家時間を充実させるサービス
そんなベネフィット・ステーションの導⼊企業は、12,300社以上。
実際に導入企業をみていきましょう。
導入事例:From One’s Heart株式会社(立川ワシントンホテル)
企業規模
1-50名
導入前の課題
- 幅広い世代の従業員に対応できるサポートが必要になってきた
- 求職者と正社員から見た、会社の魅力向上を図りたかった
- 自社でできる福利厚生制度に限界を感じていた
導入して感じたメリット
- 会社への信頼、長く働くことへのモチベーション向上に繋がっている
- 面接時の話題づくりとして活用
- 採用PRにも活用
参照:From One’s Heart株式会社様|株式会社ベネフィット・ワン
導入事例:⽇本電信電話株式会社
企業規模
5,001名以上
導入前の課題
昔ながらの⾃前主義から脱却し、現在の社会環境の変化に合う福利厚生を、NTTグループ全体で整備する必要があると感じた
導入して感じたメリット
- NTTグループ全ての従業員が恩恵を受けられる
- 従業員からは「こういうのがあって良かった」などの好意的な反応
WELBOX(株式会社イーウェル)
サービス内容
イーウェルが提供するパッケージ型福利厚生アウトソーシングサービス「WELBOX」です。
従業員への福利厚生として、旅行、健康増進、介護、育児、自己開発、エンターテインメントなど、豊富で多彩なメニューを会員価格で利用できるのが特徴で、予算に応じて、補強するサービスや施設、期間、回数などもカスタマイズできるのが特徴です。
そんなWELBOX(イーウェル)は、約1,400の企業・団体の福利厚生制度をサポートしています。
実際に導入企業をみていきましょう。
導入事例:塩野義製薬株式会社
企業規模
約6,000名
導入前の課題
事業主・健康保険組合・共済会がそれぞれ、福利厚生制度を提供していたため、従業員には分かりづらく、運営をする側にも非効率的な状況だった。
導入して感じたメリット
それぞれの主体が提供する制度を明確化。
カフェテリアプランを導入して、従業員の使いやすい環境に整備し、メニューも増えて利用しやすくなりました。
導入事例:株式会社フジテレビジョン
企業規模
1,314名
導入前の課題
限られた一部の利用者が、集中的に宿泊プランを活用するなど、偏った補助金運用が問題になり、改めて福利厚生の適切な運用が課題となった。
導入して感じたメリット
- 宿泊利用制限を設けたことで、利用者層が広がった
- 育児補助制度の充実で、ママ社員たちから絶大な支持を得た
- ライフサポートサービスメニュー全般が活用されるようになった
福利厚生倶楽部(株式会社リロクラブ)
サービス内容
福利厚生倶楽部は、契約社数は業界最多の12,600社、会員数735万人という規模で、業界シェアNo.1(41.0%)を誇ります。
そのスケールメリットを活かし、サービス内容も幅広く、満足度が高いのも特徴です。
また契約社の77.8%が従業員数100名未満の中小企業で、福利厚生の課題を持ちやすい中小企業にはかなり強力な味方です。
実際に導入企業をみていきましょう。
導入事例:エム・ユー・コミュニケーションズ株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
企業規模
約1,800名
導入前の課題
スタッフによって制度をよく利用する人がいれば、まったく利用しない人もいたりと、福利厚生の利用者がまばらだったことが課題でした。
従業員満足度を向上させることで働きやすい職場環境をつくり、モチベーションアップを狙いたいので、「みんなに積極的に利用してもらうには、どうしたらいいのかな?」という気持ちがありました。
導入して感じたメリット
- 女性社員を中心に利用者急増
- 従業員満足度も上昇傾向
- 正社員中心だった福利厚生を契約社員・派遣社員など、全スタッフに拡大
CLUB CCI
https://www.tokyo-cci.or.jp/clubcci/voice/
サービス内容
東京商工会議所が運用する福利厚生サービス「CLUB CCI」では、様々な場面で利用ができる企業・団体向けのメニューを多数用意しています。
宿泊・レジャーなどの余暇に活用できるものはもちろん、健康に役立つスポーツクラブ、生活面で役立つ保育・介護補助など、従業員の多様なニーズに合わせた豊富なメニューを取り揃えています。
実際に導入企業をみていきましょう。
導入事例:千代田電興株式会社
企業規模
非公開
導入前の課題
従業員にとって一層働きやすい環境を整備したい
導入して感じたメリット
- 利用者増加傾向で、家族とのコミュニケーションツールにも活用されている
- 採用面での、学生へのアピールポイント
参照:導入企業の声 | CLUB CCI | 共済・福利厚生 |東京商工会議所
導入事例:株式会社佐沼建築システムデザイン
企業規模
約100名
導入前の課題
健康優良企業や健康経営優良法人にも認定され、従業員への更なる健康への配慮と、従業員の活力になる福利厚生を求めていた。
導入して感じたメリット
- アプリで利用者数増加
- 「従業員を大切にする」社風を社内外にアピールし、企業イメージアップ