会社 表彰

昨今の会社で定着しつつある社内表彰制度。
従業員のモチベーションなどを高め、成果を出すという面でとても効果的で、多くの会社が社内での表彰制度を取り入れています。

そこで今回は、社内表彰を取り入れることを考えている会社担当者向けに、社内表彰の準備の仕方と会社の表彰に使うトロフィーなどを作成するサービス比較を行います。

まずは会社が表彰制度を導入するメリットから解説します。

会社に表彰を取り入れる3つのメリット

会社に表彰制度を取り入れるメリットは大きく3つあります。

  • 従業員のモチベーションアップ
  • 従業員の会社への信頼感や愛社精神の向上
  • 従業員一人一人の成果・会社全体の業績の底上げ

従業員のモチベーションアップ

まず表彰制度を取り入れることで、従業員一人一人のモチベーションアップに繋がります。

特に日本の会社では、2020年現在でもまだまだ多くの企業がインセンティブや成果型の報酬制度を取り入れていません。
そのため自分の成績・業績が良くてもそれが評価や報酬のアップに繋がらず、モチベーションが下がってしまっていることがあります。
モチベーションが上がらないことで、本来100%実力を発揮していれば出せていた成果が、実力を発揮できずに成果に繋がらないことがあります。
会社としては非常に大きな損失です。
そこで表彰制度を取り入れ、個人やチームの成績・業績をしっかり評価することで、従業員のモチベーションアップを図ることができます。

従業員の会社への信頼感・愛社精神の向上

また表彰制度を取り入れることで、従業員の会社への信頼感・愛社精神の向上を促すことができます。
従業員は、それぞれの立場や業種によって左右されますが、会社にしっかりと評価されている、この会社だからこそやりがいを感じる、などと常に感じ続けている人は多くありません。
そこで表彰制度を取り入れることで、「常にしっかり評価されている」「この会社は私を認めてくれている」と従業員に実感させるという効果もあります。
従業員に信頼感を与え、愛社精神を育むことで、離職などのリスクも減らすことができます。

従業員一人一人の成果・会社全体の業績の底上げ

以上の2つのメリットが十分に発揮されれば、成果を出せばしっかりと評価されるためにも従業員のモチベーションが上がり、常に従業員の信頼を得つつ会社に貢献しようという愛社精神を育むことができます。
そして結果的に従業員一人一人の業績の改善・成長に繋がり、会社全体の業績・成果の底上げになります。

会社に表彰制度を取り入れる場合、表彰を運営する担当者は以上の3つのメリットを最大化するために準備する必要があります。
ではこれらを最大化するためにはどのような運営を意識すべきなのでしょうか?
絶対に抑えるべきポイントは5つあります。

効果的な社内表彰にするために準備すべき5つのポイント

上述した3つのメリットを最大化するためには以下の5つのポイントを踏まえて、表彰の準備・運営をする必要があります。

  • 表彰理由や基準を明確にする
  • スタッフ職など成果が目に見えづらい職種も表彰する
  • 単独だけでなく、チームでの表彰も行う
  • 表彰者以外の社員に無駄とは思わせない
  • モチベーションが高まる表彰式にする

表彰理由や基準を明確にする

まず、必ず抑えておきたいポイントが表彰理由や評価の基準を明確にすることです。
表彰の理由や評価基準が曖昧な場合、選ばれなかった社員の不満や不信感を招く可能性があります。
そこで表彰の評価基準は、事前に可能な限り数値などわかりやすい形にして、明確にしておきましょう。
従業員もわかりやすく取り組むことができ、結果に不満が持たれるリスクも減らすことができます。

せっかくの社内表彰も従業員が納得行かないものでは、モチベーションを上げるどころかかえって逆効果になってしまうので注意しましょう。

スタッフ職など成果が目に見えづらい職種も表彰する

また、売上などの数字でわかりやすく評価できる業種(営業など)では表彰を取り入れられがちですが、実際の成果が目に見えづらい業種では表彰制度が導入されていない場合があります。

このような場合、各業種間でモチベーションに差が生まれてしまいます。
そこで、スタッフ職などの数値では見えづらい業種でも何かしらの形で表彰制度を導入しましょう。
例えば、流通や材料調達部門などの職種では「コスト削減の割合」、総務などのサポート職種では「業務効率を上げる仕組みづくりの提案数」など、表彰すべき成果は工夫することで明確化できます。

これらを整備することで会社全体でのモチベーションの改善などを図ることができるので、社内表彰はできるだけ職種や部門で偏りがないように整備しましょう。

単独だけでなく、チームでの表彰も行う

また従業員一人一人の単独表彰だけでなく、チーム単位での表彰を設けることも必要です。
同業種でも担当の市場規模が違うなど条件が大きく異なる場合があります。
その場合、個人だけの表彰では条件の違いで不満を持つ可能性も少なくありません。
そこで個人単位だけでなくチーム単位での表彰も用意することで、これらの不満は解消できます。

また同様の理由で、キャリア10年目の従業員と1年目の従業員を同じ条件で評価するなど、全体だけしかみていない表彰制度もあまりお勧めしません。
例えば、若手に絞って表彰するなどの勤続年数で分ける方法、各担当地域に分けて表彰する方法などがあります。

それぞれの立場の従業員がどのような表彰制度があれば、モチベーションを上げて、愛社精神を育んで、業績などの底上げに繋がるのかを考えて表彰制度を準備しましょう。

表彰者以外の社員に無駄とは思わせない

さらに、全ての従業員に対して『次につながる表彰式』にしましょう。
表彰される人は限られています。
しかし表彰されなかった従業員にも意味のある、良い刺激を与えることが必要です。

例えば、「次は自分も表彰されたい!」という想いを持ってもらうために表彰式を盛大に行うことも重要です。
他にも、表彰された人の仕事のノウハウやマインド面を紹介する場を作ったり、評価された部分への上司・部下・顧客のコメントなどを盛り込むと、表彰された人以外にもより具体的に学べる点などが見つかるはずです。

表彰者以外の社員にとっても、無駄にはならない表彰式や表彰制度を準備しましょう。

モチベーションが高まる表彰式にする

以上4つのポイントを通じて、総合的に従業員のモチベーションが高まる表彰式を準備しましょう。

表彰の種類を増やす、表彰評価の基準を工夫するなど、細かな点を踏まえることも重要ですが、何よりも表彰された際にしっかりと賞状や表彰盾、トロフィーなど形として残るモノを準備することも非常に重要です。

個人でもチームでも、表彰されたという実績は今後の仕事へのモチベーションや自信、周りからの信頼などに繋がります。
それらを従業員がいつでも実感できるように、表彰された証明として賞状や表彰盾、トロフィーなど形として残るモノを用意しましょう。

最後に会社の表彰に使うトロフィー、優勝カップ、金メダル、表彰盾などを作れるサービスを5つ紹介します。

会社の表彰に使うトロフィーなどを作成する4つのサービス紹介と比較

JOY+(ジョイタス)

JOY+(ジョイタス)

特徴

ジョイタスでは日本主要メーカー全ての商品を取り扱っており、取り扱い可能商品は数万点を超えている国内最大手の表彰賞品通信販売会社です。

特にWebサイトの作りがわかりやすく、運動会やゴルフコンペなどの表彰はもちろん、社内表彰や企業表彰など様々なシーンに合わせて、トロフィー、優勝カップ、金メダル、表彰盾などをまとめてくれているので、購入者の用途に合わせてお勧めの商品にすぐにアクセスできるユーザーファーストな作りになっています。

参考:JOY+(ジョイタス)|全シーンリスト

料金

料金はそれぞれの商品で異なりますが、以下の4つの中から選択して検索できます。
「0〜5,000円」「5,001〜10,000円」「10,001〜20,000円」「20,001円以上」

また文字彫刻代は、アルミ製文字彫刻の場合一律200円、高級真鍮製文字彫刻の場合一律500円です。

Webサイト

https://www.joy-tas.com/

ハイノーブル

ハイノーブル

特徴

ハイノーブルは表彰賞品をコスパよくリーズナブルに提供している会社です。
トロフィー専門店ですが、トロフィー、優勝カップ、金メダル、表彰盾など全て取り揃えています。

料金

圧倒的なコスパを実現しており、トロフィーの最低価格は330円〜、盾は最低価格660円〜用意されています。
文字彫刻代は1つの商品につき 40文字まで無料、41文字以上分は1文字10円です。

またテンプレートのマーク名入れ代は1種類で150円(税抜)で、会社のロゴなどのオリジナルマークの名入れ価格は1つ300円(税抜)です。

Webサイト

https://hn-trophy.ocnk.net/

トロフィー生活

トロフィー生活

特徴

トロフィー生活は低価格だけでなく、価格帯は少し上がりますが高品質な商品も取り揃えており、40年以上の実績を持っている企業です。

特にオーダー系の商品も数多く用意されており、簡単高品質オーダーというサービスを行っています。
上述したJOY+同様、様々なシーンから賞品を選ぶことができるのでお勧めです。

料金

簡単高品質オーダーで、クリスタルトロフィーの最低価格4,000円〜、ガラス製の表彰板は最低価格6,000円〜からオーダーできます。
文字彫刻の代金は各商品で異なります。
簡単高品質オーダーでは追加料金はかかりません。

Webサイト

https://www.trophy-seikatsu.com/

ファーストトロフィー

ファーストトロフィー

特徴

ファーストトロフィーはトロフィー、優勝カップ、楯、メダルなどのプライズ商品(表彰商品)を短納期で販売することに特化した企業です。
もちろん社内表彰・企業表彰など向けのトロフィーも扱っており、営業日13時までに注文すれば即日発送も可能なサービスです。

参考:ファーストトロフィー|即日発送対応賞品

料金

既存デザインのモノであればトロフィーや盾が最低価格2,500円〜用意されています。
また文字彫刻は原則基本料金に含まれており、即日商品もプレートへの文字彫刻であれば即日で対応してくれます。

Webサイト

https://www.1st-trophy.com/