概要

ジャスネットキャリアは公認会計士や税理士、経理などの転職求人情報を多く扱う転職エージェントです。運営はジャスネットコミュニケーションズ株式会社がしており、1996年に創業され、20年以上の実績を持っています。ジャスネットキャリアのほか、エージェントサービスとして「ジャスネットスタッフ」や「在宅スタッフ紹介サービス」もしています。ほかにもアウトソーシングサービスを展開し、経理業務改善コンサルティングや開示資料作成業務サポート、ERP導入などを行うことで企業の戦略的サポートもしています。ネットワークサービスとしては、会計事務所の顧問先として最適な相手を提案するなどの仲介もしています。さらに、経理実務に関する教育サービスや、会計情報を配信する情報サービスなどもしており、幅広くビジネスに精通した会社であると言えます。

特徴

会計、税務、経理・財務分野に特化している

ジャスネットキャリアの一番の特徴はやはり会計や税務、経理・財務分野に特化しているということです。扱う分野を絞ることで転職のサポートとして対応できる範囲は狭まりますが、それだけ質の高いサービスが期待できます。実際、転職サポートを受けた人や、紹介を受けた企業側からの評判も良く、非公開求人情報についても多数扱っています。ある程度分野を特定するということは、専門性が高まるだけでなく、情報を効率よく集められるというメリットもあります。その分利用者に会計や経理業務などで必要な情報を届けることができ、ただ転職するだけでなく、転職後に活かすことのできる知識を転職期間中に蓄えることができます。ジャスネットキャリアの取引実績企業としては国内の上場企業や未上場の優良企業、監査法人や大手会計事務所、税理士法人など、3800社にものぼります。コンサルティング会社や外耳系企業、ベンチャー企業などとの取引実績も持っています。

実務に役立つセミナーや講座が受けられる

ジャスネットキャリアは転職エージェントですが、教育面でも優れているという特徴があります。登録者であれば様々な教育サービスが受けられ、自身のスキルアップに役立てることも可能です。例えばジャスネットコミュニケーションズが運営する「経理実務の学校」や「アカウンタンツライブラリー」では、実務に役立つセミナーや動画講座が利用でき、経理・財務希望の方のキャリアアップを支援しています。いくつか具体的なものを紹介すると、仕訳トレーニングとして日常業務で取り扱うことの多い証憑書類のサンプルを使って仕訳の処理能力を高める講座や、会計ソフトの操作方法を学ぶ講座、経理に役立つエクセルの講座などがあります。簿記講座など行われており資格取得を目指す人にとっても良いサービスとなるでしょう。

利用方法

ジャスネットキャリアを利用するにはまず登録をする必要があります。登録をするだけでは費用もかかりません。ここでは登録から入社まで、ジャスネットキャリアの利用方法についてその流れを紹介していきます。
① 公式サイトから転職サポートに申込み
登録は無料です。登録時には申込者の基本情報として氏名・住所・電話番号・希望条件・経歴などを入力します。
② エージェントとの面談
登録後はエージェントとの面談を通してこれまでの経験や転職での希望などをヒアリングします。そして今後のキャリアプランを考えていきます。
③ 求人情報紹介
ヒアリングした情報をもとにエージェントが利用者に合った求人情報を紹介します。一般には公開していない非公開求人を含む豊富な情報から厳選されます。
④ 企業への推薦応募・面接
気に入った求人があれば実際に応募します。ジャスネットキャリアでは面接対策として模擬面談や質問傾向への対策などを行い、選考が通過できるようアドバイスが受けられます。
⑤ 内定・入社
無事内定を取れたとしてもこれでサポートが終わるわけではありません。待遇面の交渉や入社日の調整なども支援してくれます。

利用がおすすめな人

会計や経理希望者

やはり会計や経理などといった事務関連に特化しているため、これまでにこういった業務の経験を持っている方にはおすすめできる転職エージェントです。ジャスネットキャリアでは対応職種が限定されていますが、利用者層については幅広く受け入れています。サポート内容として教育が含まれているように、20代後半までの若手層であっても登録する価値はあるでしょう。経験が浅かったとしても、それぞれに適した求人の紹介をしてもらえます。30代の中堅層、40代以上の管理職求人についても扱っているため、希望職種が合致している方には広くジャスネットキャリアの利用がおすすめできます。

公認会計士や税理士などの士業希望者

ジャスネットキャリアでは企業への転職だけに対応しているわけではありません。会計事務所や税理士事務所など、資格を最大限活用した転職をする方にもおすすめできます。また、資格がまだ取得できていなくても、事務所等への採用チャンスはあります。税理士試験の科目合格の方が応募できる案件なども中にはあるのです。